詩人:Ray | [投票][編集] |
君は言ってくれた
『世界には 輝くものとそうでないものとが
在るんだよ。
君はただ輝くものだけを見ていたっていいんだ』。
どんなに世界が汚れていても
どんなに世界が濁っていても
君が そう言ってくれたから
僕は目を瞑ることを覚えた
河の水面の上を行く
木の葉のように
それを照らす
太陽のように
花の香りを運ぶ
風のように
ただ 何億年も前から
ひたすらに輝き続けてる
そんな世界の自然たちのように
人も ずっと
輝き続けられたなら
良かったのに
輝けないのなら
意味がない
僕らの夢は何だろう
君が何故
そんな哀しい台詞を
口にしたのか
僕には分からなかったけど
ただ
僕の君への思いだけは
光を放ち
いつまでも
輝いていて欲しいと思った
この世界で輝くもの
愛という名の光
まばたきをする
君の
その瞳に
どうか映るように