詩人:Ray | [投票][編集] |
『どんな辛い事があったって、誰かに話すだけでも何かが変わるから。
そういう時は遠慮なく
俺に頼ればいいよ。』
そう さらっと言った
あなた。
それは あなたが
軽い男だからとか
そんなんじゃなくて、
あなたの根っからの
優しさ。
あなたにとって
何でもないあたしに
あなたは
そう言ってくれた。
『優しいね』って
泣きながら言ったら、
『そんなんじゃねぇよ(笑)気にすんな。』
って 言った。
優しさは 時に
自分を守護るための
偽りに見えてしまったりするけど、
あなたの持つ 優しさは
絶対 本物なんだって
あたしには わかった。
あなたの優しさに
包まれるたび、
「あたし」が余計に
小さく見えるよ。
だけど
あたしはきっと、
あなたが居なかったら、
こんな涙を流せなかった。
あなたが居なかったら、
素直 を知らないままでいた。
ありがとう。
こんな弱虫な奴ですが、
これからも
出来れば ずっと、
そばにいてください。
ひとが忘れてしまった
偽りでも守護でもない、
そのあなたの優しさを
どうか ずっと
忘れないで
持っていてください。