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Rayの部屋


[322] 月時計
詩人:Ray [投票][編集]

空が晴れ


何日か振りに
明るい月に会った。



僕が

黄金色に輝く月を見つめる窓の横に掛かった
時計の針の音は

今までもこんな風に
響いていたっけ、
と思う程に


カチ カチ カチ

と大きく鳴っていた。




思えば

後悔をしなかったことなんて
いつだって無かった。




周りに流されたり

タイムリミットに追われたりで


100%自信を持って

道を歩いてきたことなんて

今まで 無かった。




今は また
真っ白な道を目の前に

僕は ここにいる。



世界も変わらず
ここにあって、

今までと同じ時を刻み続ける。




眩しい位に
黄金色の光を注ぐ月を
見つめていたら


涙がこぼれた。




果てしなく

揺るぎなく、


時は 未来へと進む。



まだ見えない
僕の未来。


月の光を浴びて

少しでも
見えるようになれたら
いいと願った。


2005/07/07 (Thu)

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