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Rayの部屋


[323] Mirror
詩人:Ray [投票][編集]

願い事は
数えきれない程あった。


いくつ言葉を並べて

それを手に入れても


鏡に映るのは
汚れた自分で



願い事が心に浮かぶたび

その自分の醜さに
悲哀した。



『もしも たった一つ
願いが叶うなら?』
なんて質問に

僕はきっと答えられない。



『人間は結局
汚い生き物だから…』
なんて
そんな悟った風にして

醜い自分を
正当化したりする。




ねぇ 君は

この星空の下
何を願ったのかな。




望む事を知らなければ



鏡に映る自分も
少しは愛せたのかもしれないね。


2005/07/07 (Thu)

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