詩人:Ray | [投票][編集] |
君に近づきたくて
この距離を縮めたくて
君に好かれたいと思った。
僕の思いに
気付いてほしいと思った。
願うだけは
簡単で
動き出せない自分がいる代わりに
その欲だけが
日に日に増していくのがわかる。
君を好きだと
確信するのは簡単で
だから、どうしよう?
というStepを
僕は踏み出すことが出来なかった。
一歩踏み出すこと
君に近づくこと
君との距離を縮めること
君の中に僕が入って
この思いを伝えて
君に
好かれるように
努力すること。
それが
僕には出来なかった。
チャンスなんてもの
僕には存在しなかった。
願うだけは
こんなにも簡単なのに。
君は いま
誰を思い
この夜を過ごしているんだろう?