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Rayの部屋


[430] 約束
詩人:Ray [投票][編集]

守れない約束は
しないほうが身のためよ

なんて
そんなこと言ったって
いまのあなたには
皮肉にしか聞こえないわよね。



あたしだって
100%信じきって
その約束を交わしたわけじゃない



だけど
期待も決してゼロじゃなかったのは
紛れもない事実だった。



信頼が0だったなら
約束なんてしなかった


『ごめんね』って
決まりが悪いように
苦笑するあなたを前に

あたしは怒ることも出来なくて

『やっぱりね』なんて
思いながら
ただ 相槌を打つことしか出来なかった。



あなたにはあなたの生活がある。

あたしはそこにくっつくただの付属品でしかなくて


それとまるで正反対の生活を送る自分に
心底嫌気がさしたものよ。


喜びいっぱいの約束は

いま実行されるより前に
悲しみで埋め尽くされた。




もう一度 約束をしたい。

そしたら

今度はあたしが
あなたを振りほどいてやるわ。

2006/04/20 (Thu)

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