あなたへの『好き』をひとつひとつ噛みしめて抱きしめた。こんなにも幸せな時間がこの世にあったんだ、って思った。あなたの温もりをこの胸のなかで感じながら愛しさが込み上げて、溢れ出して、自然と笑みがこぼれた。どんなに伝えてもどんなに強く抱きしめてもまだまだ足りなくてただずっとあなたを見てた。ずっとずっとあなたの瞳を見てずっとずっと微笑んだ。ほんとに ほんとに、幸せだった。ほんとに ほんとに、大好きだと思った。
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