詩人:うぃずだむ. | [投票][得票][編集] |
晴れたある冬の夜
近くのコンビニまで行ってみる
用事なんか特になくて
なんとなくヒマになったから
空気が
ピンと張り詰めて
背中には
蒼い月の光がふりそそぐ
今この世界には
僕しか存在してない気がする
周りでは物音一つせず
今動いてるのって
僕だけなんだろうね
どうやら僕は
静粛に取り残されたみたいだ
ぼんやりと考えながら歩いてたら
黒猫が一匹
僕の前に躍り出る
別に意味もないけど
そいつと目があって
お互いそらさないでいたら
猫はニャーと
か細くないた
冬の夜
白銀の世界には
眩しすぎるって悟ったように
…月が陰る…