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うぃずだむ.の部屋


[3] 冬の夜
詩人:うぃずだむ. [投票][得票][編集]

晴れたある冬の夜
近くのコンビニまで行ってみる
用事なんか特になくて
なんとなくヒマになったから

空気が
ピンと張り詰めて
背中には
蒼い月の光がふりそそぐ

今この世界には
僕しか存在してない気がする
周りでは物音一つせず
今動いてるのって
僕だけなんだろうね

どうやら僕は
静粛に取り残されたみたいだ


ぼんやりと考えながら歩いてたら
黒猫が一匹
僕の前に躍り出る

別に意味もないけど
そいつと目があって
お互いそらさないでいたら

猫はニャーと
か細くないた



冬の夜
白銀の世界には
眩しすぎるって悟ったように


…月が陰る…

2006/01/21 (Sat)

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