ホーム > 詩人の部屋 > 悲の部屋 > 投稿順表示

悲の部屋  〜 投稿順表示 〜


[31] 悲気子もり
詩人: [投票][編集]

いつのまに僕は
自分を殺して

ムリに笑ってんだ?
きづいてほしかったんだ
僕が僕じゃないことを

どんだけ強く目をつむっても

現実






変えることはできなくて
今日も雨でごまかして泣いてんだ


いつのまに僕は今日を怖がってたんだ?

明日っていう逃げ道を必死こいて探してたんだ


伝えたいな僕がここにいること

伝えたいな僕のわれた心を

こんな世界はそんな世界じゃなくて

ここの君はそこの君でもなくて


ただ1つしかないんだってこと



2007/05/14 (Mon)

[32] さよならがあるから
詩人: [投票][編集]

ほら

母さんが笑ってる

父さんが大きな茶碗に

ご飯を山みたいに

よそってる

弟は相変わらず

こりもせず

僕にケンカを売ってくる

こんな生活が

続くなんて思ってないよ

だからこそ

こんな大好きな生活が

大嫌いで

あんな優しい母さんが

大嫌いで

遊んでくれる父さんが

大嫌いで

生意気な弟が

大嫌いなんだ


母さん

僕はアナタが

動かなくなる時

泣きながら叫ぶんだ

大嫌いだって

2007/05/22 (Tue)

[33] 僕と綿菓子
詩人: [投票][編集]

あんだけの綿菓子

食べれるんだろうかなんて

思ったりしてます

あの上に乗りたいななんて

思ったりしてます

あれわ水蒸気なんだって

座ったら落ちるんだって

大人が言ってきます

誰がそう決めたなんて

百万の道を辿っても答えには辿り着かない

綿菓子わ溶け出して

僕に突き刺さった

現実と同じ冷たさでした

溶けた綿菓子わ甘くありませんでした

世の中もそんな甘くありませんでした


綿菓子が溶けた後

キレイな橋が出来上がりました

その橋は

母さんがいる所に繋がってました

母さんに会いに行こうと思います

橋に繋がる道わまだないけれど

2007/06/18 (Mon)

[34] 学校からの帰り道
詩人: [投票][編集]

雨が降り出した

水たまりでカエルが水泳してる

田んぼに落ちた雨は

振動してキレイな円を描いた

周りの木々達も騒ぎ始める

君が後ろで傘を

僕は一生懸命ペダルを踏んでる

木に囲まれた坂道

もっと飛ばせと言うけれど

僕わあいにくそんな男じゃないよ

たまに見かける車をよければ

タイヤが水たまりを弾くから

それを嬉しそうに見る君

僕わそれを見て嬉しがってた

学校から君の家は遠い

その距離は幸せで

できればこっから

ブラジルでも

星にでも

行きたいな

到着だよ

君の合図で僕はペダルを止めた

元気に手を降る君を背中に

僕わまたペダルをこいだ

君の家の隣に

ずっと前に出たはずの学校が建ってたけれど

2007/06/25 (Mon)
34件中 (31-34) [ 1 2 3 4 ]
- 詩人の部屋 -