ホーム > 詩人の部屋 > 悲の部屋 > 深夜の詩

悲の部屋


[28] 深夜の詩
詩人: [投票][編集]

自分て言えるようになった時点から

自分の絵本は始まってて

同時に

終わりも約束されてた

真っ暗で何にも見えない空間

考えるコトは

必ず悲しいことで

僕の場合アナタの死です

いつまでも隣に居てくれるとは

思っていません

ただ会いに行きたい時に

会えるようにしてもいいんじゃないでしょうか??

ケド終わりがこないコトも辛いこと

人生という檻に閉じ込められるのもゴメンです

真っ暗な空間

考えるコトは必ず悲しいこと

僕の場合

自分の死です

時という死神に命を削られながら

生きている僕達に

命を大事にしろ!!

なんて言われても説得力がない

なんなら時を殺してくださいな

神様

アナタは一体

何を思って僕を作ったのでしょう

そして

自ら造っておいて

自ら壊すのは何故でしょう

喜びと悲しみ

人は実際

悲しみに興味があり

喜びより悲しみを引きずります

神様アナタは

なんて罪なんだ

深夜

真っ暗な空間

考えるコトは

悲しいこと………

2007/03/27 (Tue)

前頁] [悲の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -