詩人:灰色 | [投票][編集] |
君の何気ないその一言に
僕は救われたんだ
それでね
僕は、その一言を
貰ったときから
君を好きになったと
思ってたんだ
でもね
違ったよ。
僕は
その一言を
君から貰ったから
救われたんだ
ずっとずっと前から
僕は
君を好きだったんだね
今、気づいたよ
君が大好き
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何もかも
分からなくなって
何を見たいのか
何を聴きたいのか
何を感じたいのか
何を知りたいのか
何をしたいのか
自分のことさえ
分からなくって
ただ手探りで暗い道を
歩むしか術はなくて。
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僕は澄んだ青空が好き
僕は柔らかな風が好き
僕はしっとり降る雨が好き
僕は涼しい風が好き
僕は君が大好き
だから君と一緒なら
空が曇っていても
風が突き刺さるようでも
雨が土砂降りでも
風が生暖かくても
構わないよ
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散歩に行こう
青くて寒い冬空の下
いつもの道を一人、てくてく
散歩に行こう
白い吐息の出る朝に
いつもの店でお茶をして
散歩に行こう
君が住む、あの街へ
君に偶然出会いたいから
いつもより遠回りして
歩いてゆくよ、てくてくてくてく
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寒い冬空と真っ白な雲を
おひさまが
温めているのを見て
外に行きたくなった
何もかも忘れて
携帯の電源も切って
くたくたに疲れるまで
歩き続けてみようかな