詩人:灰色 | [投票][編集] |
泣いてた理由
怖がってた理由
そんなもの
遠い昔に忘れ去ってしまったけれど
今、怖くてたまらない
今、涙が溢れて止まらない
幼い頃
天井の染みを怖がって
眠れなかった
朝になったら
いつの間にか寝てるんだけど
夜の怖さが蘇ってきて
夜になるのが怖かった
そんなときは
母にくっついて眠った
あの時と
同じような
理由のない恐怖に今襲われるけど
今寄り添って眠る人はいない
幼い頃
友達に言い負かされて泣いた
朝になると
仲直りしてるんだけど
また喧嘩して
泣いた
口々に先生に言い合って
もう理由も分からなくなって
泣いた
あの時と
同じような
ただ悲しいだけの涙が今溢れるけれど
今全てを聞いてくれる人はいない
僕は君に
寄り添って眠って欲しいんだけど
僕は君に
話を聞いて欲しいんだけど
けど僕は
君の前だと
どうにも素直になれなくて
何を言ったらいいか
分からない
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何が善で
何が悪か
何が悦びで
何が哀しみか
そんなもの、分かりはしない
何を問うても
答えはなく
何を答えても
そこに真実はない
あるのは 偽り
あるのは 闇
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僕は君の笑顔を見ていて
とっても不安になったんだけど
君の笑顔を壊したくはなかったから
無理して笑ってたんだ
そのとき隠していた不安が今
僕を突き刺すよ
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僕はこの場所が好きだよ
詩人の集うこの場所が。
僕の紡ぐ言の葉は
とても拙いものだけど
画面に僕の紡ぐ詩が
形になって現れる。
ただ、それだけのことだけど
どこか居場所を見つけたようで
なぜかとてもホッとして嬉しくなるんだ。
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寒い冬空と真っ白な雲を
おひさまが
温めているのを見て
外に行きたくなった
何もかも忘れて
携帯の電源も切って
くたくたに疲れるまで
歩き続けてみようかな