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灰色の部屋


[67] 君。
詩人:灰色 [投票][編集]

違った。
愛されたかった。
誰でも良かった。


誰でも?
まさか。んなわけ、なかった。
君だった。


俺が欲しかったのは、顔もぼやけてしまうような、
都合のいい“誰か”じゃなかった。
俺が欲しかったのは、君だった。

2010/02/11 (Thu)

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