詩人:壬治 | [投票][編集] |
果てのない妄想と
しなやかな嘘で
塗り固めた鎧のその中に
内なる神がいたんだ
生かされる魂
秘めたる想いを走らせて
然るべき時に必ず
その総てを連れてくる
ここに意味を
もたらす筈なんだ
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感情に流されてみるのも
たまにはいいね
状況は悲観するほど悪くない
無理して笑わなくってもいいよ
涙をこらえなくってもいいよ
あらゆる君に伝えたい
生きていてくれさえすれば
それだけでいいと。
あらゆる君を見ていたい
過去をぶら下げるより
未来を摑め
何より大事なことは
君がどうしたいか
どうすればここで生きていけるのか
したいことはなに?
欲しいものは?
何を叶えれば幸せになれるかい?
恐れず向き合おう
今夜はそばにいて
ずっとずっと君の話を
聞いてあげるから
何もない今に向き合ってみよう
現状は悲観するほど
悪くないはずだよ
詩人:壬治 | [投票][編集] |
ちいさな偶然と気紛れが
愛するものを引き寄せた
愛したいものを発掘した
ひねくれた心
包み込むように
わたしはやさしい光を見た
突き落とされる先は
どこでしょう?
深くふかい恋の海
底へいくほど
暗くて何も見えない
もがけばもがくほど
溺れていく
すべては運命だと
君が言った
わたしは信じる決心した
それはまるで
映画のような
とても印象的なワンシーン
ずぶ濡れの彼とふたり
甘いココアで乾杯
雨と涙のシャワーの中で
愛を識る
シャボンの泡ごと
喰らい尽くして
張りつめた糸のような
緊張のあと
不意に微笑んで
君は髪を撫でた
わたしは確かに夢に触れた
一日が終わるより前に
摘み取っても
かまわないよ
詩人:壬治 | [投票][編集] |
匿名という楯に
守られているようで
責任は往々にして
主人のもとに
ぜんぶは世界と
一瞬にして繋がる
あなたのすべてを
世界が手に取る
もっとリアルな
痛みがほしいの?
知りたいの?その先を
期待するものが
無かったとしても?
画面の向こうに
生身があるの
魂の数だけ
うごめく喜怒哀楽
日々そこにあって
みんな生きてる
あなたと同じように
わたしも傷つく
わたしと同じように
誰かが傷つく
もっとリアルに
ちゃんと考えて
ぜんぶリアルだから。
あなたを取り巻くすべて
詩人:壬治 | [投票][編集] |
まぶたの裏と表、という違いはあるにしろ
その1秒前までのハッピーな夢と
この1秒後からのほんとの現実
リアルな体感に錯覚するほどだったよ
ON/OFFがこんなに曖昧なのはなぜ?
本当は世界ってもっと広い宇宙で
意識次第で体感が
変わるだけなんじゃないの?
つまり主観を変えれば
どうにでもなるんじゃないの
ここでの生き方ってさ。ちがう?
ほらほら笑って
気楽にいこーよ!!
詩人:壬治 | [投票][編集] |
もう恋なんてコリゴリだって
思ったりもするけど
別の日には誰かを愛している。
傷ついて打ちのめされて
こんなに粉々になったけど
今日はあなたを愛している。
詩人:壬治 | [投票][編集] |
人知れず芽を出して
知らぬ間に育ってゆくよ
悪意も好意も、希望も絶望も
自分さえも知らないどこか
心の片隅に
ひとつ、またひとつ
種は撒かれてゆくけど
いつだって強く思っていてね
気持ちをしっかり
抱きしめていてね
前を見据えて
その変化を見逃さず
自分に素直でいてね
たとえば本当のことが
わからなくなったとしても
大切なだれかが
愛するだれかが
あなたをきっと見守っている
幸せの種には
微笑んで
過ちと失敗を糧にして
ハレの日は日光浴
涙の日も、全身に
その潤いを浴びて
癒しの声を届けたい
気持ちが指し示す
まっすぐな道をどうか
そのまま信じて歩いてほしい
"ないものねだり"も
たまには、あるけど。
幸せになるために
必要なものはぜんぶ
ちゃんと携えて
生まれてきているはず
どれだけ詭弁といわれても
駆けつけて私は言いたい
あなたは愛されてるって
どれだけ辛いことが
待っている未来でも
私は言うよ
どうか生きていてって
詩人:壬治 | [投票][編集] |
心は弾けてまたしぼむけど
でもこれが最後の恋ってわけじゃない
浮かれてはつまずいて痛いけど
今日は人生の終わりじゃない
思いがけない出来事や
絶望と希望の絶妙なバランス
その糸はもつれて途切れそうになっても
幾度となく生きることを選択している
味気ない人生より刺激的だね
暇と退屈を知らないだけマシだと
考え方次第ですこしは枷も外れる
本当に強くなれたら君にもまた逢えるよ!
詩人:壬治 | [投票][編集] |
死ぬってどういうことだろうって考える
死んだらどこへいくんだろうって考える
たぶん命が途切れたらそこで
ぷっつりとブラックアウト?
次に目覚めるときは
違う体と別の名前で
新しい鼓動を
刻んでいるのかもしれない
そのあいだに起こる
神秘的な出来事はきっと
始まった意識のなかでは
ほとんど忘れていて
だけど魂はちゃんと
記憶している...んだろう
...たぶん。
だから生まれ変わってもきっと
私は君に恋をするね
じゃあ次はどこのだれに
生まれ変わるんだろうね
いつの時代の?
どんな容姿の?
どんな人生に出遭うだろう
君はだれに生まれ変わるだろう??
すべてはそれからのお愉しみ。
未知は未知として預けてここで
今は今だけの味
食べ尽くして
今だけの君を見ていたい
今だけの人生に懸けてたい
詩人:壬治 | [投票][編集] |
知りたい解りたいと
思うのは普通のことだよ
この世界はとても謎だらけ
宇宙は想像以上に
広大で無限で
人間なんて本当にちっぽけで
だけど宇宙と同じくらい
無限でもある
ソレは可能性そのものを指す
自分の心の仕組みさえ
うまく説明できないのに
他人のすべてを
理解しあうことは
不可能でしょう
けれど未知が詰まった
その魂の中身を行く末を
覗きたいと思うのは
普通のことでしょう?
知りたい解りたいと
思うのは大切なことだよ
できない分からない
そんな結果になったとしても
知りたい解りたいと
行動することが必要だよ
わたしはそう信じているよ