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壬治の部屋


[194] キラキラKiller
詩人:壬治 [投票][編集]

あれが最後の夜だって
もし分かってたとして
それでも
引きとめることが
できた?

とうてい思えないから

ぜんぜんぜんぜん
こんなんじゃない
期待通りの恋なんて
つまらないけど

浴びるほど強く
まぶしい光が
闇の対比をそこに
えがいた

約束は破ってこそ
だって?
くだらない台詞は
よしてほしいよ

どうしたって今日は
過ぎていって
なにをしようとも明日は
やってくるんだ

じらされて
いまだって
止まらない時間を
むだにしている

言葉じゃなくて
たりないピース
この胸をうめる
その途方もない予感

出会いからこれまでの
なにげない出来事
今さらキラキラ
よみがえって

はじけては
素直に溶けていく
本当にほしいものが
みえてくる

あがくことさえ
許されない恋?
何かを得れば何かは
失うという道理?

ねばり勝ちって
いわせたい
くだらない思考は
燃やしちゃってよ

2016/01/21 (Thu)

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