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壬治の部屋


[45] ひとつぶの真実
詩人:壬治 [投票][編集]

涙の海原を漕いで
そっと小舟を浮かべて

この現世に。この人生に。

砂糖菓子、溶けたなら

リトマス試験紙的な
きみの言葉にかしづいて。

ひとつだけ一粒だけ

そこで真実を見いだして。

2015/06/27 (Sat)

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