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壬治の部屋


[52] Real Playing Game
詩人:壬治 [投票][編集]

与えられた体の中で鼓動する心
自分一人の意識のようで
それは果てしない集合体

魂は宇宙という故郷に融けあって
また再び分かれ
現世を旅すると聞く

それはさながら大海原に零れる
一粒一粒の雨の滴たち

なんて壮大なストーリーだろう
シナリオライターは天才だろう

誰かと意見が違っても
違うからこそ面白いやり取り

姿かたち性別も人種や性格も
何もかもが違うから
この世の多様性は奥深い

元をたどれば同じ海に遡るように
君とも何処かで繋がっているのかな

世界は不思議と謎ばかり>>

深刻に悩んで眉など顰めたって
広い宙の中では取るに足らない

君は本当は答えを知っている
君の魂が答えを知っている

この一生を懸けて解き明かす
実験をしたいと僕は思うんだ

ぞんざいに捨て扱うことも
大切に繋いで守ることも
いずれにせよ己が決めること

生かし方を知らずとも生かされている

2015/07/01 (Wed)

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