詩人:壬治 | [投票][編集] |
与えられた体の中で鼓動する心
自分一人の意識のようで
それは果てしない集合体
魂は宇宙という故郷に融けあって
また再び分かれ
現世を旅すると聞く
それはさながら大海原に零れる
一粒一粒の雨の滴たち
なんて壮大なストーリーだろう
シナリオライターは天才だろう
誰かと意見が違っても
違うからこそ面白いやり取り
姿かたち性別も人種や性格も
何もかもが違うから
この世の多様性は奥深い
元をたどれば同じ海に遡るように
君とも何処かで繋がっているのかな
世界は不思議と謎ばかり>>
深刻に悩んで眉など顰めたって
広い宙の中では取るに足らない
君は本当は答えを知っている
君の魂が答えを知っている
この一生を懸けて解き明かす
実験をしたいと僕は思うんだ
ぞんざいに捨て扱うことも
大切に繋いで守ることも
いずれにせよ己が決めること
生かし方を知らずとも生かされている