詩人:ギョロ | [投票][編集] |
別にかまわない
別にかまわない
どうでも良いわけではないけれど……
期待が薄くなり
希望が薄くなり
心の皮が厚くなった
ちょっと強い心だけど
ちょっと悲しい心の君
そんな君の口癖は
別にかまわない
別にかまわない
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午前六時の朝焼けが
私の額に突き刺さる
このままで良いのかと
自分に価値はあるのかと
生きる意味はあるのかと
眼も眩む太陽を
浴びる私は月にもなれず
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それぞれ歩くその道は
近からずとも遠からず
私は私の夢の為
君は君の夢の為
歪まないように
曲がらないように
歩く道はさながら平行
二人が出会わないように
二人が離れないように
詩人:ギョロ | [投票][編集] |
それでも泣けないのは、涙を我慢する癖がついたからなのでした。
どうしても、涙を流すことが格好悪いと思えたのです。
そうして彼は泣かなくなりました。
あらゆる物事に動じない、強い心が手に入ったと思いました。
やがて彼の心は傷だらけになりました。
彼は知らなかったのです。
人が涙を流す訳も
泣けることの強さも
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みんな挙って俺の食物アレルギーを可哀相だと言うけれど、俺程度の食物アレルギーなら君達と変わらないぞ?
玉葱嫌い、納豆嫌い
キムチは苦手
キノコは苦手
君達の偏食に比べれば、好き嫌いの無い俺が恵まれているようにさえ思う。
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私が笑うのは
楽しいからではなく
誰かに好かれたいが為でもなく
トラブルを避ける為のつくり笑顔
私が泣くのは
悲しいからではなく
誰かの同情を貰いたいわけでもなく
少し疲れた心臓に、溜まった我慢が溢れた滴