あたしの、
世界に歌ってくれて
ありがとう。

「あたし、
あなたを見てると
泣きたくなる。」

「だったら。

あたし、
あなたに後悔させて
あげようと思って。」

たったひとつ。


あなたが、
生きる希望だったのに。

あたしの、
人からすれば
短い16年という
人生でだって得たことは
抱えきれないほどあって、


それが
つらいことでも
たのしいことでも
なきたいことでも
夕焼けの空でも
あんたとのキスでも


全部
全部
全部


今も
大切で
だいすきで
忘れることなんて
出来なくて
本当にあたしは
今までの全てで
できているんだって
思ったら
何かが溢れて溢れて
泣きたくて
笑いたくなった。




だから。
ねぇ、かみさま?






















「生きるって
くだらなくて
どうしようもなく
愛しいことだったよ。」

愛がほしくて、
ないたけど


誰も
「いいよ」と
いわなかった。



愛してほしくて、
わらったけど


誰も
みてはくれなかった。













「あいしたい…」



そう、
つぶやいたら
あなたが言った。














「僕をあいして」

あたしの、
すべてをかえたひと。

愛してる、
何よりもあなたを。

あたし
今は何もいらないから。


ただ、
願ってて。
叶ったら喜んで、
たくさん褒めて、
そして惚れて。





いい女になったあたしに。

大丈夫、
分かってる。
あなたは誰が見ても
格好いいから。
頑張って逃げてきたのね。ハンターになった
女の子達のアタックは
すごかったでしょ?



ううん。
あたしは、
これがいいの。
ありがとう。












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