ホーム > 詩人の部屋 > halcyonの部屋 > あなたが初恋だと、

halcyonの部屋


[301] あなたが初恋だと、
詩人:halcyon [投票][編集]


わたしがあなたを
すきなことは、
わたしが1番知っていた。でも、2番めはあなた
だったのかもしれない。



だから、その時誰もいない教室で壁を背にしと咄嗟に目を暝ったわたしに触れた何かが窓から吹き込む風だったのかあなたの唇だったのか、一生分からなくたっていいとおもう。


きゅ、と握られた手だけでわたしにはもう十分だった。

2009/05/31 (Sun)

前頁] [halcyonの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -