息を思いっきり吸い込んで、煙草を口にする。息を吐いてる時間だけ炎が上がったし、紫の煙はたちこめたまま。魔法瓶が宙に浮いたねそんな事があったよね肋骨にヒビが入ったトカゲ達次々にウイスキーに。偉そうに過去を振り返る様に、何年前の君も今をさげすんでるよ。革靴は声をあげてる。誰もに無視された、雲の気持ち。
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