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タンバリンの部屋


[38] 指先から茫然
詩人:タンバリン [投票][編集]




やっと 僕を見たんだ



     余計な、事はしないで って。



シャチを 海に逃がした

 

     あおぞらの下へ逃がした 








アメを、水で溶いてる

 


溶けない、事は知ってる








何で 君は笑った




     取り立ての時期が来たって




何かを 空へ逃がした




     イタチごっこの気がした





ひだりて アメを入れてた




     いつのまに それをこぼした




2006/07/23 (Sun)

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