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波瑠樹の部屋


[32] 冬の終わりの君と僕
詩人:波瑠樹 [投票][得票][編集]

音もなく
雪溶け水は流れ落ち、
僕の元へと訪れる君が
春を知らせる事だろう…


田園脇を駆ける風の歌…
それに応えるかの様な
制服達の笑い声…


僕と君が出逢い
そして巣立った、
あの古びた校舎を思い出す…


冬の終わりの君と僕、
永く刻んだ時を抱き
柔らかな陽を浴びて…
新しい二人を迎え結びゆく…。



2015/04/12 (Sun)

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