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波瑠樹の部屋


[31] 君の心の処方箋
詩人:波瑠樹 [投票][得票][編集]


風邪を引いた君の額に手をあて、
君の寝顔を傍で見ながら思う…


君の悲しみを和らげる薬があればいい…

君の涙を笑顔に変える薬があればいい…と


君の心の処方箋
それが僕であればいいのに…と
心からそう願うんだ…


僅かに目を覚ました君は
額にあてた僕の手にそっと触れて
小さく微笑んだ…


君の全てを代わってあげたくて、
僕は君にキスをした…


何もかも僕に移していいんだよ…
こんなにも君を、愛しているんだ…。



2012/02/06 (Mon)

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