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花の部屋
[32]
無題
詩人:
花
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厚手の上着を脱ぎ捨てて
君の元に走った昨日
花弁に隠れた横顔が
叫んだ名前を
遮った
足跡さえ
黄砂に埋もれて
追う術なく
空を切った右手に
悲しみが宿る
2010/04/13 (Tue)
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