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流浪の部屋


[1] 無題
詩人:流浪 [投票][得票][編集]

君はいつだって僕の後ろを歩く


僕が振り向くと君も止まる


最初はわからなかった


どぅして君がそんな距離を置くのか


そのまま歩き続け‥、僕は気付いた


そしてまた振り向き君に言う


『緊張してるのか?』


頬を赤らめる君


ドキッとした‥


僕は微笑み


『二人の意味がないだろ?隣へおいで』


君が潤目で顔を上げた


その瞬間‥


僕の中で何かが弾けた


愛しい君を誰にも渡したくないと思った

2005/05/08 (Sun)

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