ホーム > 詩人の部屋 > 雨蛙の部屋 > 心が悲鳴を上げるたび

雨蛙の部屋


[165] 心が悲鳴を上げるたび
詩人:雨蛙 [投票][得票][編集]

心が悲鳴を上げるたび
僕は考えるのです
他人との関わりを
断ち切れば
この苦しみから
解放されるのかと
救われるのかと


心が悲鳴を上げるたび
僕は感じるのです
他人との繋がりが生む
この苦しみが
生きている証なのかと
築き上げた足跡なのかと


心が悲鳴を上げるたび
僕は思うのです
他人を想い流した涙が
この苦しみを
価値在る物へ変えると
自分を強く成長させると


心が悲鳴を上げるたび
苦しみと共に
生きる強さを
知って行こう
無知な事を恥じる事無く
生きて行こう

2007/10/25 (Thu)

前頁] [雨蛙の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -