詩人:はっち | [投票][編集] |
星が瞬いてる
月が孤独そうにたたずんでる
やさしい風が頬を撫でる
日常的で
当たり前にそこにあったもの
あることは知っていた
でも目を向けてはいなかった…
全身に降り掛かる太陽の熱や
涼しそうに揺れる桜の花
足元で駆ける草原たち
海に沈んでゆく丸い夕日…
すべてが生きている
生き生きとしている
綺麗なものを綺麗と言わず
花を楽しむ心も忘れ
すべてを拒否していた
綺麗と口にするのが怖かった
花を楽しむ余裕などなかった
いつも焦っている
いつも恐れている
いつも孤独に苛まれてる…
そう理解するのが嫌だった
私は独りだと…
詩人:はっち | [投票][編集] |
この世に本当に決められた運命があるなら
あなたに出会うことも
わたしが傷つくことも
すべてシナリオ通りですか?
あなたを失って
涙も枯れてしまったわたしに
いつかあなたよりも
素晴らしい誰かが
目の前に現れたとしても
今はあなただけを考えていたいから
シナリオにはない選択肢を
探してみたりしているの
それともこうなることすら
神様は想定内なのかな
だとしたら
神様は回りぐどく
ひどくいじわるで
恋のお話が大好きな神様
そうでしょう?
詩人:はっち | [投票][編集] |
誰かに求められたり甘えたり
少し何かを変えるだけで
手に入るものだと思ってた
でも勘違いだった
また行き過ぎたの
愛される人の条件は決まっていた
フリをしても続かない
何も手に入らない
いつも空気を掴むような
満たされない気持ちでいたのは
全てが偽りだったから
偽らなければ誰も
見向きもしないこの世の中で
どうしたら愛されるの?
寂しさは募るばかりなのに
だれも私を愛してはくれない
詩人:はっち | [投票][編集] |
最近どうしてる?
まだサッカーはやってるの?
好きな人は、いますか?
唯一の繋がりを切ってしまった今だから
聞けないけれど
せめてあなたからの受信メールは残しておけばよかったかな