詩人:まとりょ〜鹿 | [投票][編集] |
自分ってヤツは一体いくらなんだろうって
持ってないモノは何だろうかってねぇ
物憂げに首傾げちゃって俺。
やっぱ足りてないんかなぁ。
こんにちは悪魔さんよ
たまにはヒントのプレゼントをくれってなぁ
甘い甘い蜜ばかりのバスタブになんてさぁ
ずっと浸かってても
しっぺ返しが怖いってもんさ。
ぬか喜びしちゃって
笑いながら蜜すすっちゃった
俺なんかにゃ言われたくもねぇかも知れないが
重たいマンホールの蓋
俺の心臓の扉になんかせんでくれ。
心臓ん中、高笑いしながら
お菓子を食うのはやめてくれ。
あんたが思っている以上に俺はピュアなのさ。
なかなか落ちない砂。
蟻地獄。
足元ぬかるむ程度の罪と罰。
全く痛みは感じない。
でも
少しずつ削られてく。
悪魔さんよ。
あんたは上手くてズルいよ。