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まとりょ〜鹿の部屋


[132] 嗚呼…、駄文。
詩人:まとりょ〜鹿 [投票][編集]

君に触れられた腕。
見事に
こっちの胸が痛い。

確かめようもない
探りようもない
それは
己次第と心得

僕の頭でまた下らない
孤独な闘争心と
行き場のない理性

喉元まで掛け巡らせてはおあずけを喰らわす。

『ワインをちょうだいよ。』
『ちゃんと送って行ってね。』
何て見事なガキの使い

もっと君が遠い人なら
群集の砂地に紛れ
もっと笑えてたんだから。

僕にだけ教えてよ。
とっておきの君を

君だけが知ってよ。
とっておきの僕を

存分に味わい尽くした後に
消しカスみたいに払ってくれよ。

僕はいつでも
君の横顔に
出掛かる言葉も殺される。

2006/03/13 (Mon)

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