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まとりょ〜鹿の部屋


[154] GT
詩人:まとりょ〜鹿 [投票][編集]

視界や音すら
まともに感じとる事すら出来ない孤独。

まるでそこだけ止まって映った。
でも確かに今ここに
俺は包まれて居るんだな。

地鳴りやエンジンの鼓動がいつもとは違う。
当たり前なんだろうけど、今確かに俺は此処に居る。

かつて見る事すら珍しい“こっちの世界”

俺の体を絹がまとわりつくように暖かくて、
スローモーションで光が駆け抜けてゆく。

なぁ?お前ら、聞かせてくれよ。
あのストーリーの続きをよ。

今俺が感じているのが正しいストーリーの続きなら、
またこれは伝説となり、俺も溶けちまうんかなぁ?

なぁ?教えてくれよ。
そっちの世界も楽しいんか?

太陽と月と雲すらも混じり合ったその色は本当に綺麗なんかな?

2006/07/30 (Sun)

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