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まとりょ〜鹿の部屋


[171] HalsAme...
詩人:まとりょ〜鹿 [投票][編集]

宵の月 妙に白々と

急ぎ散る欠片を

美しやと 愛でる人

伸びた白い腕に

はらはら

俯くしなやかな睫

嗚呼 夢みたい


別れを惜しむ人

温もりを乞う人

出逢いを噛み締める時

突然の春雨。


突然歌なんか
口にしてみたり

隣の君に
肩なんか回したりして

降りしきる
緑色、空の雨。

もう春なんだね。
暖かき雨に
誤魔化す涙。

2007/04/04 (Wed)

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