詩人:まとりょ〜鹿 | [投票][編集] |
兎に角、飲んでりゃ癒えるだろ
偉く嘘っぱちな時間
陽気になり騒ごう
バカにはつける薬が無いんだぜ。
眼差しん中から
君を無理やり消した
まるで嘘っぱちな神経の痙攣。
真っ赤な顔して
目元だけ安らかに
ヘラヘラと笑う
鏡ん中の自分。
二人で聴いてた
愛の歌を
まるで未完成の状態で
陽気に口ずさむ。
仕様も無い酔っ払い
悲しいとか
淋しいとか
吐き出す年を過ぎ
未完の言葉で埋め尽くされた
喉の奥の異物感
ボトルが空になるまで
飲み込んだ。
そして
蒸せるように
笑うだけ。
そして
朝日と共に
瞼 閉じるだけ。