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まとりょ〜鹿の部屋


[234] 優しい嘘。
詩人:まとりょ〜鹿 [投票][編集]

別れや花粉症なんだもんねーって

春なんか大嫌いだと嘆いたクセに

春色のコートを着て華やかに彩った君が

列車の窓越し
手を振り僕に『またね』と云った


めいっぱい華やかな笑みを張り付けて。


君は優しい嘘つきだ。
僕は窓際の席で静かに泣いた。



ーー寂しいのはお互い様でーー

2008/03/10 (Mon)

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