詩人:まとりょ〜鹿 | [投票][編集] |
久方振りに耽った
自慰行為に耽った
温かい布団と波音
数秒毎に押寄せる
頭が狂った様です
足元に隙間風を吹かせては
どんより佇む悪夢と後悔の行為
眠れないんです、もう眠らないんです
頭の中が湧いて湧いて
渇きを知らないせいで
私は完璧な廃人には成れず
涙を流し、枯れる事の無い浅はかな憶測と希望
夢に見て、乞い壊れ、崩れる事なく懺悔して
あれから景色は変わっていません。
変わってしまったような錯覚を孤独が身勝手に孕むのです。
あなたが居ないと言うだけで…
これ見よがしに早急に寒くなって
仕方なしにと厚着して顔を隠して憂う。
ナツノケモノ
また見えない場所で笑う。
ナツノケモノ
私は崩れたくとも乾かない。
ナツノケモノ
また来年お見かけしましょう。
彼岸の花が咲く頃に、少しだけセンチメンタルを知る。
ナツノケモノは人を最後まで食い尽くさない。狡い話だと憂うだけ。