詩人:まとりょ〜鹿 | [投票][編集] |
他人目線に善し悪し
優柔不断に好き嫌い
人種差別に足し引き
目に映る羅列は現実であり
脳に伝うイメージは不正解
事実わたしは事柄を知り得ず
現実わたしは制限を敷かれ
感情に左右され
右往左往這う言論
もしもあなたが
違う誰かを選択し
違う明日に立ったとしたなら
それはどんな色?どんな味?不明瞭
もしもあの時
抽象的な言い回しを回避したなら
もしもあの日
具現化した未来を正確になぞれたら
繰り返すは人の過ち
感覚的には時の過ち
知るからこそに美しく
高解像で鮮明に描かれる理想
打ち伸ばされた紙面に踊る極めて抽象的な黒字の媒体
明日もまた踊る黒字の羅列