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まとりょ〜鹿の部屋


[326] 孤立凶器
詩人:まとりょ〜鹿 [投票][編集]

ほれ見たことかと笑う頭蓋骨は
己の屍だった。なんて悪夢だ。

現実だって最低さ

夢を見るも
キャストは自分
客も自分で
自分オンリー

ある意味、現実。

実現したかった
野望や希望、夢に新しい世界

口にするな、今この空間が現実ですよっと

止めたい
止めたい
忘れたい

なんてシビアだ

止まれよ
考えるな
脳みそ停止しろ

今日も誰とも会話しなかった

数十年後は?
明日が分かりきってんだ知れた事よ

眠気はどうだ?
意地でも寝てしまえ、考えるな


深みにはまって抜け出せません
なんて
洒落た言い回しすら出来ない悪夢だ

死にたくはないけど殺してくれ
自分の命は殺されたくないけど
この孤独を誰か早く殺してくれ

喚けどキャストは自分だけ

2013/06/20 (Thu)

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