ホーム > 詩人の部屋 > まとりょ〜鹿の部屋 > PULL↑蓋↓PUSH

まとりょ〜鹿の部屋


[50] PULL↑蓋↓PUSH
詩人:まとりょ〜鹿 [投票][編集]

臭いモノには蓋とはよく言ったもので

開けて取り出すのは何故か眩しいばかりの若さ故に模索し続けた日々

三年経って
私はやっとこのうざったくて長い髪ともおさらばしました。
もう私の髪を綺麗だと言ってくれる人が居ないのだから。


やっと知りたかった答えを知り得た時には
ずっと大切にしたかった何かを忘れた。


日常の繰り返しに慣れたのではなく
ただ成るように過ごしただけ。


私がふと行き止まりにたどり着いたら
きっとまた今と云う瞬間にまた、
蓋を閉じてしまうのだろう。

2005/11/25 (Fri)

前頁] [まとりょ〜鹿の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -