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まとりょ〜鹿の部屋


[77] 私はただの女の子。
詩人:まとりょ〜鹿 [投票][編集]

微妙な距離を開けたままで
優しく微笑まないで。

どうせならいっそのこと
私を置き去りにして帰ってもいいの。

明日の事や
行きたい場所なんかや
街で流れる曲のタイトルなんか
思い浮かべる余裕なんかないの。

やっぱり少しでも
こんな私を愛おしく思えたなら
腕時計を外して、ただ何も言わず笑いかけて。

そうだよ。
私だってただの女だもん。
寂しいよ。苦しいよ。

苦い苦いお酒のつまみは
甘い甘い君との一時。

2005/12/30 (Fri)

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