詩人:himari | [投票][得票][編集] |
「死ね」と親に言われ育ち
真っ暗な部屋で過ごした思春期
こんな体がお金になり
売春婦になった私
相場は2〜20万円
私の体の時間がお金に変わった
引き換えに私は沢山のものを失った
がむしゃらに働いた10代
10代で店長になった
負けず嫌いの私は
常に上を目指した
人と関わって
大切な人へ変わり
無償の愛と友情を注ぎ
7年間精神病に苦しみ
何回も自殺未遂しては生き返り
神様は私を死なせてはくれなかった
がむしゃらに
ひたすらがむしゃらに
突っ走った
燃え尽きて
倒れそうになった時
助けてくれたのが
今の彼だった
私は底無しのバケツだった
どんなに愛されても
優しくされても満たされない
彼は底を作ってくれた
いや新しいバケツを作ってくれた
私の心は愛と優しさで満ちあふれている
こんな私が
幸せになっていいのかと
自問自答する
そろそろ
私も
幸せになって
いいんかな??
幸せになりたかったはずなのに
幸せを感じるのが怖い
いつか崩れて壊れてしまうんじゃないかって。
この愛を守りたい
愛する人を
幸せに出来るだろうか
この手に
力はあるのだろうか
一番大切な人を
最高に幸せに出来ますように。