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himariの部屋


[36] 幸せ
詩人:himari [投票][得票][編集]

「死ね」と親に言われ育ち
真っ暗な部屋で過ごした思春期

こんな体がお金になり

売春婦になった私

相場は2〜20万円

私の体の時間がお金に変わった

引き換えに私は沢山のものを失った

がむしゃらに働いた10代
10代で店長になった

負けず嫌いの私は

常に上を目指した

人と関わって

大切な人へ変わり

無償の愛と友情を注ぎ


7年間精神病に苦しみ

何回も自殺未遂しては生き返り

神様は私を死なせてはくれなかった



がむしゃらに

ひたすらがむしゃらに

突っ走った


燃え尽きて

倒れそうになった時

助けてくれたのが

今の彼だった

私は底無しのバケツだった

どんなに愛されても
優しくされても満たされない

彼は底を作ってくれた

いや新しいバケツを作ってくれた

私の心は愛と優しさで満ちあふれている

こんな私が
幸せになっていいのかと

自問自答する


そろそろ
私も
幸せになって

いいんかな??


幸せになりたかったはずなのに

幸せを感じるのが怖い

いつか崩れて壊れてしまうんじゃないかって。



この愛を守りたい


愛する人を

幸せに出来るだろうか

この手に

力はあるのだろうか






一番大切な人を

最高に幸せに出来ますように。

2009/03/03 (Tue)

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