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夢姫の部屋


[26] red signal
詩人:夢姫 [投票][編集]

僕の顔を見上げて 微笑む君の

その唇が愛しすぎて

僕は君から目を逸らしてしまうんだ

本当はずっと見つめていたいのに・・・


あの交差点を曲がったら

君の家まで一直線

見上げればこの赤い信号機が

ずっとこのまま僕たちを止めて

行く手を阻んでくれたらいいのにな


このまっすぐな道を走れば

辿り着くのは

寂しさだけで

どこか遠くへ逃げ去ってしまおうか・・・

なんてできもしないくせに


君の家まであと数メートル


僕の顔を見上げて

微笑む君の

その瞳が愛しすぎて

次の約束もできないまま

別れ際にはその瞳を見つめ返すことしかできなくて・・・



どこか遠くへ 逃げ去ってしまおうか?




2004/01/30 (Fri)

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