| 詩人:璃星 | [投票][編集] | 
声を上げて泣かなくなった
その代わりに
喉の奥がきゅっと詰まる時があるの
なみだはゆっくり落ちて
息を吐いて声が出ないように静かに泣く 
変な癖がついたみたい
辛くなんかないのに
淋しくなんかないはずなのに
ここが海の中だったら
誰にも聞こえないなら
声を上げられたんだろうか
叫びたいことすら
もうわからないんだけど
| 詩人:璃星 | [投票][編集] | 
大人になれば
強くなれると漠然と信じて
走って登ってきたけど
脆くなったようにしか思えないよ
いつのまにか強がることばかり覚えて
目先の手軽なあったかさにふらつきたくなる