詩人:みずの | [投票][得票][編集] |
賑やかな人混みの中
なんとなく空を見上げた
何年経っても蘇る
あの日の空
あなたの星は
今日もまた輝いている
『都内より星が沢山見えるんだよ。』
私のたった一言で
忙しいはずなのに時間を
さいて
同じ空を見上げているあなたがいる
『くらべると変わんないじゃん星の数。』
あなたの言った一言に
曇ってなければもっと見えるって
同じ空を見上げながら私が言った
誰にも気付かれずに内緒の話
一番目立つ星を二人で抱き締めたね
嬉しい事があってにやけて見上げた空も
独りぼっちと涙流して見上げた空も
心に余裕があって思わず
見上げた空も
思えばいつもあの星が隣にいたよ
忘れない空は
忘れたくない夜空で
忘れられない星空