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チェシャ猫の部屋


[118] 君に抱かれて見るユメは・・・
詩人:チェシャ猫 [投票][得票][編集]

乾いた理想に埋もれたソラの下
ひとりぼっちになりそうで
伸ばしかけたこの手を強く握り締めた
君を支えるにはまだ冷たすぎるから・・・。。

限りない世界の形に揺られ
限りある出会いを見付けた僕らは
自分に欠けたもの少しずつ持って寄り添いあった
君に足りないもの埋めることはできなかったけれど
嘘一つ描いて微笑ってみせた
まだ君に抱かれていたかったから

何も知らない顔して
語り尽くされた愛を置き去りにしても
二人の影がまだ繋がっているのなら
もう少しだけ目を閉じていられるから

君に抱かれて見るユメは
この世界よりも少しだけキレイに見えるから・・・

2005/03/06 (Sun)

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