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チェシャ猫の部屋


[12] これまでも そしてこれからも
詩人:チェシャ猫 [投票][編集]

夕暮れの帰り道
突然の夕立に打たれながら
キミの手を少しだけ握り締めた

本当に雨が降った後地が固まるのならば
ボクらの築いてきた思いでも
いつかしっかり固まるのかな。。

夕暮れのオレンジ色に照らされて
雨の雫はそっとボクらを包み込み
キミにあげた指輪の代わりに
薬指で小さくきらめいている


恋愛マンガの登場人物のように
キミと彼の成功を祈れるほどできた人間じゃないし
簡単に次の恋を探せるほど器用でもない・・・

それでも一つだけ
僕は君の微笑った顔が大好きで
それは多分これからも変わらないもので・・・。。

いつかこの日を思い出す日が来るとしたら
ずぶ濡れになってはしゃぐ僕らの目には
優しい未来が映っているから。。

 
 君がすきだよ
 これまでも そしてこれからも・・・。。

2004/07/14 (Wed)

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