詩人:チェシャ猫 | [投票][編集] |
うっすらとあけ行く夜
ブラインドから差し込む朝日を
少し恨めしそうに見るボクがいる
いつからか繋ぐことが当たり前になった手には
安物の指輪が誇らしげにきらめいている
唇にはまだ少しだけ
君の薫りが残っていて・・・。
初めて唇を重ねた夜。。
なんかこのまま全部消えちゃうんじゃないかって
満たされていけばいくほど 怖かった
それでも確かに君との距離は消えて
重ねた唇は少しだけ
君の涙がしょっぱかった・・・。。
きっと僕らこれから幾つものキス重ねていくけど
この夜を忘れないよ
例え君のこの手を握ることがなくなったとしても
僕は忘れない・・・