詩人:チェシャ猫 | [投票][編集] |
幾つの真実から目を逸らせば僕は救われる
歩み出す道さえ失ったまま
まだ焦がれ続けてる・・・・。。
宵に浮かぶ艶やかな横顔は月に導かれるがままに
まだ穢れも知らぬその手を夜の果てへといざなう
揺れるようにささやく声で
途切れた世界はつながって
抗う術も無いほどに映える君の瞳に
透かされた過去がさまよい続けている
壊れそうなほどに昂ぶる貴方の影に
包まれて僕は自分を捨ててしまいそう
幾度終わりを祈っても
知らずにまた貴方を求めている
どれだけ強く抱きしめれば僕は満たされる
零れ止まぬ涙に見入られ
まだ焦がれ続けてる・・・・。。