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チェシャ猫の部屋


[16] blue sky to
詩人:チェシャ猫 [投票][編集]

ペンキを塗りたくったような大空に
キミと共に何を描いたのだろう
あの空に浮かぶ綿菓子は
きっと誰かが白い絵の具をこぼしたんだね

きっとあのころのボク達は今日のこの空のように
どこまでもずっと澄み切っていて
いつかこの空が曇る日が来るとは
知らずに笑っていた

晴れの日があれば曇りの日だってある
そのうち雨も降れば雪も降る
だけどきっとボク達だけはずっと
この青空に何かを描き続けられるって
そう思ってたんだ

あれから月日は流れ
ボク達の間には寂しい風が吹き抜けれるけれど
きっとこの空はどこまでも広がり
ずっとボク達を見守っているから

だからきっといつか新しい明日を描こう・・・

2004/05/19 (Wed)

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