身体が朽ちて灰になっても
心だけが未だ彷徨っているの
触れることは叶わず
呼ぶ声すらも届かず
貴方の傍で狂ってゆくわ・・・・・・
零れた涙も
私を求めて手探り繰り返すその腕も
何れ私を忘れて遠ざかってゆくの??
哀しみに暮れる貴方の頬に
微笑みが戻る日など見たくは無いのに
貴方の中で消えゆく私の輪郭を見届けることが
未練を残した罪と罰か
眠りすらも訪れぬ半透明の世界で
貴方の名前を呼んでいる
呼ぶ声さえも温度を失くす不確かな輪郭で
途絶えぬ記憶を求めているの・・・・・・
2008/09/18 (Thu)