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チェシャ猫の部屋


[32] もうしばらくこの雨にうたれたら
詩人:チェシャ猫 [投票][編集]

色とりどりの花が咲ク雨の三叉路で
君と初めて会った時のように
突然別れ訪れた・・・

雨が奏でる別れの曲聴きながら僕は
君に涙見せたくなくて
傘を閉じてそっと雨にうたれた・・・

涙と雨でにじむ瞳で
僕は今何を見ているのだろう

写真に写る君と僕は今もあの日のまま
これから来る別れなんて知らずに微笑んでいる

枯れない花はないように
沈まない夕陽はないように
出会った瞬間から僕ら
別れに向かって歩いていたのかな・・・

震える手で書き上げた
宛名のないラブレターは
もう君に届いたのかな・・・

もうしばらくこの雨にうたれたら
また歩き出そうか・・・。。

2003/11/26 (Wed)

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